【ルヴァン観戦記】森下龍矢と赤黄の魂【2021-10-10】
我らこそが、頂に最も近いプレーヤーだ。
皆さま、はじめまして。
名古屋市生まれ、千葉県在住、ルバムと申します。
今回はルヴァン観戦記としていますが
森下龍矢ってすごいのよ!
ということをみんなに知ってもらおうという文章です。
話は一旦逸れまして・・・
千葉ロッテマリーンズのファンの方のアカウントで
『中村奨吾甘やかしママ』
という中村奨吾選手をこよなく愛している方のアカウントがあるのですが、もしかしたら、その垢主さんに似た感情をいま抱いているのかもしれません。
では、本題へ参りましょう。
今回は、YBCルヴァンカップ準決勝 2nd legということで、FC東京のホームである味スタへ乗り込んでの試合でした。
丸2年ぶりのアウェー現地だったのでかなりワクワクしていました。
みなさま〜(決勝進出) pic.twitter.com/gyhiJg0fK3
— ルバム (@illvamechi_1228) 2021年10月10日
試合結果は2戦合計で勝利し、決勝への切符を掴むことができましたが、今日の試合で伝えたいことは試合内容どうこうではなく、森下龍矢様の素晴らしさです。
彼は、森下龍矢様は、w-upの時から違いを見せてくれました。
ゲームキャプテンであるしんちゃん(中谷さん)が先頭で出て来るのは、ある意味いつも通りだったのですが、
その後ろを走ってきたのが龍矢様でした。
アウェー席に詰めかけたサポーターの拍手にもしっかりと応えて、
まるで、負けたら終わりのカップ戦に並々ならぬ想いを持っているようでした。
試合にもスタメンで出場して90分走りきり、チーム初のJリーグ杯の決勝へ導いてくれました。
一番印象に残ったのは、後半35分の決勝ゴールのシーン。
得点を決めたのはチームトップスコアラーの稲垣の祥氏。
祥氏のもとに全員が駆け寄る中、森下龍矢様の動きをお伝えいたします。
吉田選手からのクロスをクバに折り返す
↓
GOOOOOAAAAAAL!!!!!!!
↓
10メートルほど祥氏を追いかけた後、突然崩れ落ちる
↓
歓喜の輪に入らずに、サポーターに向かって吠える
↓
ようやく祥氏のもとへ
・・・・・・どうです?伝わります?この異端児感。
走っている最中に突然崩れ落ちたので「膝か何かやったか?」と思いましたが、よく見ると、押さえていたのは足ではなく顔でした。どんな顔していたかは遠くて分かりませんでしたが、相当な思いがこみ上げてきたであろうことは容易に推測できます。
そして。その後ですよ。尊かったのは。(溢れ出るオタク感)
ベンチからも全員がスーパーヒーローのもとへ駆け寄る中、龍矢様はそのカタマリを通り越して、サポーターに向かって思いを爆発させたのですよ。そんなことできます?自分もあの攻撃に関わってたんですよ?当事者ですよ?あの状況からで冷静に折り返しはあまりにも変態でしたよ?
ルバムさんがピッチの中にいたら、サポーターなんかに気配ってる余裕なんて絶対ないです。
つまり、そういった行動がパッと起こせるあたりがプロたる所以なんでしょうね、きっと。
今シーズン鳥栖から移籍し、序盤は中々出番を十分にもらえていなかった印象がありましたが、中断明け14試合では8試合で先発するなど、ルヴァン、天皇杯、ACL、さらには来年のACL出場権獲得など、多くの目標が射程圏内にある現在のチームを大いに支えていると言ってもいいでしょう。
「選手の入れ替わりが激しい」と言われがちで、チームに長期間在籍する選手が少ないグランパスというチームで、1年目からこんなにも情熱的な選手はここ近年ではいなかったのではないでしょうか。
そんな森下龍矢様の活躍は、クラブ初のJリーグ杯制覇はもちろん、まだまだ続く過密日程を乗り越えていく上で必要不可欠です。
龍矢様の活躍を今度は埼玉スタジアム2002のスタンドから見守ることにします。
では、10月31日に浦和美園でお会いしましょう!